氏名 |
関根 隆男(せきね たかお) |
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所属 |
池袋店第3課 |
生年/出身地 |
1981年生まれ |
子供のころの夢 |
学校の先生 |
部活 |
中学は陸上部、大学ではスキー部に所属。(ともに語るべき記録無し) |
不動産営業の仕事に就いて間もないころの話です。
車やバイクが大好きなお客様がいらっしゃいました。40代半ばの独身男性で、オフタイムはとにかく車かバイクをさわっていたい、もう嫁さんはあきらめた、という方でした。
この方のご要望は、いわゆる“ガレージハウス”でした。
「車やバイクと共生できる住宅を買いたい!」と持ちかけられても、どう探したらいいものやら。雑誌のグラビアで見たことがある程度の知恵しかない、という状態。
失礼ですが、けして潤沢な予算というわけでもありませんから、グラビアにおさまっているような物件に手が届くわけもありません。
建売でも中古でもおいそれとあるわけがありません。このときほど悩んだことはありませんでした。八方ふさがりです。
安普請になってもしょうがない、といくらかやけになって、注文住宅に活路を求めました。
ところが、この方向転換がいい結果に導いてくれたのです。
「限られた予算内で要望の住宅が注文住宅で建つ」
わたしの提案にお客様は半信半疑でした。わたし自身も実際に工務店に当たってみるまではムリかな、と思っていました。
けれども、お客様のイメージをしっかり反映させた住宅が建ったのです。
「注文住宅は高い」という先入観にしばられていたために、無駄に時間を使い、報われない苦労をしました。
常に柔軟に考えをめぐらすこと、実際にアクションを起こして確認することの大切さを思い知りました。
常識どおり、型どおりに押すだけでは、どんなに懸命にがんばってもお客様の期待に応えられない。
これは、わたし自身へ向けた戒めのことばです。
一度自分の中での枠を取り払い、別の角度から見てみることが大切だと思っています。
営業マンは成績に追われる毎日です。
お客様に対して十分な仕事ができているのか、いつも反省がよぎります。
お客様の笑顔で取引が終わったときでも、もっといい方法があったのでは、と自分の仕事を振り返ってしまいます。
どうすれば、もっといい仕事ができるようになるのか、自問を繰り返す毎日が続きます。
その反省から学んだことを次の取引に活かし、よりよいご提案ができるよう心がけています。
昨年結婚して、夜飲みに行く回数も減り、休日の過ごし方もだいぶ変わりました。
家族も増える予定なので、休日はその準備やら病院やらであっという間に過ぎてしまいますね。
しかし、今後の人生のことを考えていると、楽しみなことばかりでワクワクしています。
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