マンション売却のポイントを解説!コロナ禍でも高く売却する方法を紹介


                マンション売却のポイントを解説!コロナ禍でも高く売却する方法を紹介

マンションを高く売却するためのポイントを抑え、より多くの売却益を出せるように勉強していきましょう!新型コロナウイルスの及ぼす影響についても解説していきます。

マンションを高く売る3つのポイント

マンションを高く売却するためのポイントを、3つ紹介します。新型コロナウイルスが不動産市場に与えた影響を解説します。

内覧の準備をしっかりする

内覧はマンション売却にとって重要なポイントです。内覧時に物件をよく見せることで、購入希望者の購入意欲にも影響があります。

内覧前に部屋をきれいに掃除しましょう。また、より部屋を魅力的に見せる方法として、ホームステージングという、プロにインテリアコーディネートしてもらう方法もあります。

壁紙やフローリングに目立つ傷や汚れは、補修することをお勧めします。補修をしなくともきれいな状態であれば、リフォームは必要ありません。リフォームにかかった費用を上乗せして売却しようとしても、相場よりも値段が上がってしまい、売れにくくなってしまいます。ほかに部屋の印象を上げる方法として、リノベーションがあります。リノベーションすることで、内覧時の印象は良くなります。しかし、中古マンションを購入しリノベーションを施す予定の買主もいます。もしリフォームやリノベーションを検討される場合は、一度不動産会社と相談してから決めましょう。プロの視点から物件にあった方法を提案してもらえます。

買主へのアピールは明確に

実際に住んでいる売主によるマンションの情報は、購入希望者が特に知りたい情報の1つです。魅力を伝えるためには、アピールポイントを整理して伝えることが効果的です。付近の生活環境やマンションの共有部分についての情報は調べても出にくく、知りたい人は多いです。
主観的な情報と客観的な情報をどちらもアピールすることが大切です。

マンション売却の理由によっては、買主への告知義務があります。周囲の騒音や建物に欠陥があることを隠して売却したことが判明した場合、損害賠償請求につながります。マンション売却の理由は、きちんと不動産会社に伝えましょう。

購入希望者の目線になってマンションをアピールしましょう。

自分に合った媒介契約をする

不動産会社にマンションの販売活動を依頼するためには、媒介契約が必要です。媒介契約は、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類あります。

それぞれの違いは以下の表のとおりです。

3種類の媒介契約の違い
一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
複数の不動産会社と契約 × ×
売主が自身で見つけた買主との取引 ×
レインズへの登録義務(※) 任意 7営業日以内 5営業日以内
売主への販売活動報告 任意 2週間に1回 1週間に1回
契約の有効期間 制限なし 3カ月以内

※レインズ…国土交通省が提供する、全国の不動産情報を共有するネットワークシステム

専任媒介契約・専属専任媒介契約は、販売活動報告を定期的に得られるため、不動産会社に販売活動を任せることができます。

一般媒介契約は、複数の不動産会社と契約できるため、買主を見つける機会が広がります。しかし、不動産会社からすると、一般媒介契約は複数の不動産会社に依頼ができることから、自社で売却が決まるとは限らないため、積極的な売却活動を行いにくいという可能性もあります。

専任媒介契約・専属専任媒介契約は、一般媒介契約に比べて、積極的に売却活動を行ってもらえます。その理由として、不動産会社にとって、売主が他社と契約することができないため、仲介手数料を得やすいからです。

それぞれのケースにあった媒介契約を結ぶことで、マンションを高く売却することにつながります。

今マンションは売り時なのか。不動産相場には新型コロナウイルスの影響は出ている?

新型コロナウイルスによって、経済が停滞しています。そんな中で、マンション売却する際の新型コロナウイルスの影響を見ていきます。
中古マンションの成約単価と成約件数はコロナ禍前、5年間は、ともに上昇を続けていました。この背景には、超低金利状態によって、ローンを組みやすい状態が続いてることがあります。

全国宅地建物取引業協会連合会から、中古マンション市場のコロナ禍の影響を見ていきます。2020年の4月7日から5月25日まで出された1回目の緊急事態宣言によって、不動産市場全体が休業状態になり、不動産の需要が下がりました。しかし、その後家に滞在する時間が増えたことで、住環境の整備のために需要は上がっています。コロナ禍前と比較して、価格、成約数での落ち込みはほぼ見られません。
参考:全国宅地建物取引業協会連合会不動産市場動向https://www.zentaku.or.jp/about/market_trend/

首都圏中古マンションの1m²当たりの単価(万円)首都圏の中古マンションの単価の推移

上のグラフは、首都圏の中古マンションの㎡あたりの単価の推移です。2019年12月から2021年3月にかけて、上昇を続けています。価格が上昇していることから、中古マンション市場は、新型コロナウイルスの影響で需要が高くなっています。

しかし、この先の市場動向を予想することは難しいです。プロの不動産会社に相談して、適正なマンションの売却時期を見定めてもらいましょう。

マンション売却の失敗事例を紹介

ここからは、マンション売却で起こりやすい失敗事例を紹介します。少しの失敗で大きな損失につながることもあります。
マンション売却の失敗事例の原因とその対策をこれから紹介します。

マンション売却計画がいい加減で売却が長引いてしまう

マンション売却には、3カ月から半年近くかかります。より短期間で売却を検討する方や妥協せずに時間をかけて売却を検討する方もいます。売却の方針を決め、計画をしっかりと立てる必要があります。

計画をしっかりと立てないと、売却期間が長引く可能性があります。
売却期間が長くなるにつれて、いつまで経っても売れない不人気な物件と見られてしまい、マンションの価値が下がってしまう可能性があります。

マンション売却の検討を始めたら、気軽に不動産会社に相談して、余裕の持った売却活動をしましょう。事前に決めた売却計画をもとに、不動産会社が売却計画にあった販売活動をしてくれます。

不動産会社選びで失敗

マンション売却では、不動産会社選びが大切です。選んではいけない不動産会社を挙げます。

・マンション売却を得意としていない
・根拠のない査定価格の提示

不動産会社の中でも、マンション売却を得意としている不動産会社を選びましょう。不動産会社の売り出し中の物件に中古マンションが多くあるかで、判断できます。

複数の不動産会社からの査定を依頼し、複数の査定価格を比較します。その査定価格への根拠が不明な場合、その不動産会社を信頼できません。
信頼できる不動産会社を選ぶことが、とても大切です。

マンション売却の際は複数の不動産会社に相談を

ここまで、マンションを高く売るポイントと失敗事例を紹介してきました。
マンション売却は、信頼できる不動産会社と相談しながら売却を進めることが、成功への近道です。マンション売却のプロがさまざまな事情を鑑みながら、売却活動を進めてくれます。
マンション売却で失敗しない不動産会社選びについては、こちらをご覧ください。

信頼できる不動産会社と出会うために、マンションの一括査定サービスがあります。
一括査定サービスとは、複数の不動産会社に査定と相談ができます。物件の簡単な情報を入力するだけで、査定結果・相談内容について不動産会社から連絡が来ます。

では、複数の不動産会社に相談するメリットはどのようなものがあるでしょうか。
複数の不動産会社に相談するメリットを2つ紹介します。

1社ごとに相談する手間が省ける

一括査定サービスを利用することで、複数社に一括で相談を依頼できます。
マンション売却の際は、複数の不動産会社と相談し、売却を依頼する不動産会社を決定します。一括査定サービスを使うことで、1社ごとに相談を依頼する手間が省けます。

査定価格を比較できる

複数の不動産会社に相談し、査定依頼を出すことで、査定価格を比較できます。
査定価格を比較し、より高い金額で売却できる不動産会社を選ぶことができます。

査定価格とその根拠を比較して、より信頼できる不動産会社を探せます。

マンションを売却するときは、まず一括査定を

複数の不動産会社に査定を依頼できる一括査定サイトを使うことで、マンション売却で大切な不動産会社選びを簡単にできます。

マンション売却を検討されたら、まずは一括査定してみましょう。
簡単な物件の情報を入力するだけで完了します。

まずは不動産会社に相談してみましょう。

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