家なんて買うんじゃなかった…後悔の口コミ
- 2024.08.28
- その他
ご安心ください!家を買って後悔しているのはアナタだけじゃありません!
全国にたくさんいる、買った家に後悔している口コミを集めてみました。
この記事の目的は2つです。
- 後悔しているのは自分だけじゃないと安心する、もっと酷い人がいることを知って傷を癒やす
- 後悔しないために、失敗談から学んで反面教師にする
家なんて買わなければよかった
「家を持つこと」が一生の夢だと考える人は多いでしょう。しかし、実際に家を購入してから「家なんて買うんじゃなかった」と後悔する人もたくさんいます。
人生最大の買い物といわれる家。理想のマイホームを手に入れたと思ったら、予想外の出費やストレスが次々と襲いかかり、気づけば涙を流す日々が続く、なんてこと珍しくありません。
「家なんて買うんじゃなかった」と感じている人たちの悲鳴にも似た失敗談を集めて紹介していきます。
決して「家を買うな」という記事ではありませんので、ご注意ください。
家購入の後悔 知恵袋から
インターネット上の人気コミュニティサイト「Yahoo!知恵袋」では、多くの人が家を購入して後悔したエピソードを公開しています。どんどん紹介していきましょう。
※投稿されている中に記載されているHMですが、ハウスメーカーの頭文字をとったものです。
急かされてしまい、日当たりが悪い土地に
日が当たらない土地にハウスメーカーの言いなりの間取りで、急かされて建ててしまい
(中略)
確実に人生で一番辛いです。
今年家を建てて、めちゃくちゃ後悔しています。日が当たらない土地にハウスメ… – Yahoo!知恵袋
この方は「資材高騰が高騰する」とか「遅れると値上げする」などといわれて、
契約前に、可能な限り話を詰めれていれば急かされても動じずにいられたかもしれません。
ですが、住宅会社もプロですし、知識レベルも段違いです。
急かされたり、話が違うとなると、なにか裏があるのかもしれません。
この先、ずっと日当たりの悪い場所に住み続けるのかと思うと、確かに気が滅入りますね。
立地が不便
(前略)
食材の買い物は通勤路になく不便、玄関先はセットバックで砂利のまま、近所の会社が私有地のクレーム、三階建ての戸建ては夏は暑くて辛いなど、このまま住み続けることを考えたら辛すぎます。
(後略)
家を買ってから、後悔で体重が減り、睡眠障害で悩んでます。 – 今ま… – Yahoo!知恵袋
こちらの方はストレスで体重が減り、睡眠障害まで起きているとのことです。
家を買う際のチェックポイントはとても多く存在します。
優先度の高いポイントをおさえていたとしても、後からどうしても気になる部分がでてきてしまう、ということはあります。
購入前は、あえてアラ探しするくらいの気持ちで物件をみるのがいいかもしれませんね。
無理な住宅ローンで申し込んでしまった
(前略)
今ローン審査中ですが、今になって身の丈にあってない金額だと気付き、後悔しています。
(後略)
家を契約後、後悔しています。建売を先日契約し、今ローン審査中ですが、今… – Yahoo!知恵袋
一生の買い物だからと背伸びしてしまう気持ちはよくわかります。
余裕をもった住宅ローンを組むことが基本です。
背伸びしてギリギリのローンを組んでしまうと、ちょっとしたライフスタイルの変化で家を手放すことにもなりかねません。
ローン会社だけでなく、ファイナンシャルプランナー(FP)など、第三者の意見を聞いておくことも大切でしょう。
周りがうるさい!隣人トラブル
(前略)
静かなところだと思っていたのに、前の家の犬が1日中吠えていてかなりうるさく、住んで半年ほどで建て売りが家の付近に20棟ほど建ち、そこの子供たちが道路で遊んだりサッカーボールを車に当てられたり庭に入って来たりとひどいです
(後略)
家を買って後悔してる事ありますか?私は昨年家を買いましたが、… – Yahoo!知恵袋
買ったときは問題なかったのに、隣に気の合わない人が引っ越してきたとか、家のまえに大きな建物が建ったなど、あとになって環境が変わることは多いです。
隣人に関しては住んでみないとわからないことも多いですし、難しい問題です。
外国に「Good fences make good neighbors.」(よい垣根がよい隣人を作る。)ということわざがありますが、日本でいうところの「親しき仲にも礼儀あり」です。
ある程度の距離感を保ち、礼儀を忘れないことが大切でしょう。
Yahoo!知恵袋の失敗談には、極めて悲痛な叫びが掲載されていました。
大半は共感できる人がいないか?同じような境遇の人はいないか?と同情してもらいたい人と、アドバイスを求める人で、家の購入前の期待が大きかっただけに落ち込み方も大きいようです。
家を買って後悔 ブログ
次に、ブログでの後悔談を紹介します。口コミサイトとは違い、個人ブログではより時間軸があり、時系列に沿った後悔の念が見てとれます。
注文住宅にしなければよかった
予算が大幅にオーバーしたこと。
結局、見積もりよりも約2000万円も高くなってしまったとか
……
注文住宅を建てることで自慢したり
見栄を張ったりしたつもりはなかったそうなんだけど、
(中略)
嫉妬や反感を買っちゃったみたい。
注文住宅を買って激しく後悔したママ友 | 地方工務店でド田舎に注文住宅を!
こちらのブログには、長期にわたって悩んでいる失敗談が綴られています。
予算が2,000万円も上がるというのは、悪徳業者に騙されたのでは?疑いたくなるような出来事です。
さらには周囲の人から嫉妬されるというのは、主婦層にとっては想像しがたいほどの辛い出来事でしょう。
ただ、予算が2,000万円オーバーでも支払える、というのは嫉妬されかねないほどの物件のようにも思えてしまいます。
嫉妬をか買わない家を建てるというのは、少し本末転倒のようにも見えますが、周辺の家より明らかに立派だと目立ってしまいますね。
ある程度、周りとの調和も考慮した家を建てる必要はあるかもしれません。
猫問題
庭でふんをされ、
そのための対策をわざわざ購入して
それでもふんをされたら
処理しなきゃいけなくて…何で自分の家のペットでもない
猫のふんを処理したり
お金をかけて対策しないと
いけないのーって
戸建てを選んで後悔したこと | おうちと暮らしを楽しむブログ
賃貸だった頃には気にもならなかった野良猫が、家を買った途端に悩みのタネになってしまった投稿です。
せっかく買った家にフンをされて、掃除までしないといけないのは問題ですが、持ち家ですと仕方のないことでしょう。
庭に水を入れたペットボトルをたくさん並べている家はよく見かけますから、悩んでいる方も多いと思われます。
更には、この投稿には後日談があります。
ご近所さんが不法侵入
モニターを見てみると、
そこには
家の敷地内に
入ってくる人の姿が
(中略)
「うちの車の下に
猫の餌を置いて、
餌やりをしていた」
我が家に不法侵入してきたご近所さん | おうちと暮らしを楽しむブログ
家の敷地に人が立ち入るため、監視カメラをしかけたところ、なんとその犯人はご近所さん。
人の家の敷地内で、野良猫に餌付けをしていたということです。
このせいで敷地内にフンをされ、掃除をする羽目になっていたというわけです。
もうちょっと、気の毒としかいいようがありません。
家の後悔 発言小町
騒音だけが後悔のマイホーム
1つだけ後悔点があります
それは騒音です
前の道路が片側二車線で
結構、頻繁に車が行き来します
制限速度が40kmなのですが
信号がないせいか、50kmくらいで
皆さん飛ばしていきます
新築 後悔 | 生活・身近な話題 | 発言小町
ほとんどの条件が希望通りのマイホームを手に入れたがゆえに、騒音に対する後悔が際立ってしまいます。
「欠点のない不動産はない」とはよくいいますが、気になりだすと余計にデメリットに感じてしまうものです。
幸い、防音ガラスにするなどの対策で効果があれば、完璧なマイホームをて入れられるかもしれませんね。
畑だった自宅近くの土地に新築
畑だった自宅の南が宅地化され、新築がピッタリ建ち、(中略)玄関の人の出入り丸見えと話し声が筒抜けでストレスを感じています。
ストレス 自宅の南に新築 | 生活・身近な話題 | 発言小町
もともと畑だった場所に家が建って、自宅を購入した時点と環境が変わってしまい後悔されています。
宅地ではなく畑だったということもあり、新築が建ってしまいショックも大きいでしょう。
住宅地において眺望権などの権利が認められることはありませんので、塀や垣根で対策するしかありません。
家を買わない方がいい理由
さて、Yahoo!知恵袋やブログの失敗談を読んでいると、家を買わない方がいい理由の傾向が見えてきます。
大雑把にですが、その傾向をまとめてみます。まさに「家を買おう」と思っている方はこのリストに一度目を通してみるといいでしょう。
経済的な問題
家を買うと、大きなローンを抱えることになり、毎月の支払いが重くのしかかります。
予期しない出費があると、さらに家計を圧迫することになり、精神的にも大きなストレスを感じるでしょう。
更に注文住宅では予想以上の費用がかかってしまったり、土地選びやハウスメーカー(HM)選びで背伸びをしてしまったりすることがあります。
身の丈に合わない建物を建て、高額なローンを組んでしまうと、経済的な余裕がなくなります。
ライフスタイルの変化に対応しにくい
家を買ってしまうと、仕事や家族の変化に柔軟に対応するのが難しくなります。
賃貸であれば、引っ越しも容易で、新しい環境に合わせた住まい選びが可能です。
職場によっては一戸建ての社員には転勤を迫らないといった配慮もあるかもしれませんが、昨今はパンデミックによるリモートワークの普及や地震、台風など何が起こるかわかりません。
ライフスタイルを変化させる要因の一例リスト
- 結婚・離婚
- 子どもの出産・独立
- 転職・離職・定年退職
- 病気・入院・怪我
- 介護
- 働き方・リモートワーク・フレックスタイム制度
- 経済的問題・供与の増減
- 感染症の世界的流行(パンデミック)
- 地震や洪水など災害
- 為替や不動産価格の変化
維持費が予想以上
家の維持費は、購入前に想定していたよりもはるかに多くかかることがあります。
外壁や屋根の修繕、設備のメンテナンスなど、次々と費用が発生し、これらが長期的な負担になります。
また、これらのメンテナンスに伴って発生する手続きや調べ物にかかる労力も軽視できません。
相見積もりをとったり、工務店に出向いたり、補助金がないか探して申請したりとあげるときりがありません。
近隣トラブルのリスク
一度住んでみないとなかなか露見しないのがご近隣トラブル。
持ち家では簡単に引っ越すことができず、ストレスを抱え続けることになりかねません。
逆に、自分自身が隣人にとってトラブルの原因になっているかもしれない、という考えも忘れてはいけません。
ご近所トラブルの一例リスト
- 騒音問題
-
子供の遊び声や赤ちゃんの泣き声
ペットの鳴き声
楽器の演奏
家庭内の音 - ペットのトラブル
-
ペットの放し飼い
フンの放置
アレルギーや恐怖心 - ゴミ出しの問題
-
ゴミの分別
ゴミの出す日・時間
不法投棄 - 駐車場・車両関連のトラブル
-
駐車違反
車の騒音 - 境界線・敷地のトラブル
-
庭木の越境
私道の利用 - 臭いの問題
-
喫煙(ほたる族)
ペットの臭い - 監視・干渉の問題
- プライバシーの侵害
- 建物関連のトラブル
-
景観
リフォーム等の騒音
建物は価値が下がり続ける
不動産業界では、建物(ウワモノ)は20年で価値がゼロになると言われています。
これは木造住宅の減価償却資産の耐用年数が22年とされていることに由来します。
木造又は合成樹脂造のもの
店舗用、住宅用、寄宿舎用、宿泊所用、学校用又は体育館用のもの
二二
減価償却資産の耐用年数等に関する省令
どんなにこだわって建てた注文住宅であっても約20年で建物の価値はなくなってしまい、土地の価値だけで取引されてしまいます。
家を買うことには多くのリスクが伴います。慎重に考え、後悔のない選択をするために、先人たちの失敗から学ぶことも大切です。
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